竜ドラ4・郡司あるぞ開幕先発マスク 実現なら中日83年ぶり快挙

2020年06月05日 16時30分

大野雄とタッチを交わす郡司(右)

 中日のドラフト4位ルーキー・郡司裕也捕手(22)の開幕スタメンの可能性が高まってきた。

 4日のヤクルトとの練習試合(神宮)に先発出場。6・19開幕戦で同じ神宮球場でのヤクルト戦の開幕投手に指名されている大野雄とバッテリーを組み、3回無失点と好リードを見せた。

 3月7日の楽天戦(静岡)では2人の呼吸が合わず大野雄は4回7失点と炎上し、前回5月29日の紅白戦(ナゴヤドーム)では2回2失点。バッテリー3試合目にして初の無失点に導いた郡司は「何とか無失点でいきたかった。今まで僕のリードと大野さんの考えていることがなかなか一致せずに、リズムが悪くなることがあった。試合前にいろいろ話して、こういう場面ではこういきたいという細かいコミュニケーションをしてから試合に臨めた」と安堵の表情を浮かべる。

 大野雄は「郡司と組んで一回もまともに抑えられてなかったので、郡司も気にしてたと思う。抑えられて良かったし、郡司もホッとしてるのでは」とニヤリ。3回1失点にまとめた2番手・吉見も「先入観なくリードしてくれているので新たな発見とか、こういう攻め方もあるんだなと感じて投げやすい。物事をはっきり、遠慮なく言ってくれるので投げがいがある」とベタ褒めだ。

 慶大時代は昨年の東京六大学リーグで3冠王に輝くなど強打が売りの即戦力捕手として期待されるが、リード面が不安視されていた郡司。それを今回一掃したことでライバルの加藤や木下拓らに一歩も二歩もリードした格好となり、中日で新人が開幕戦の先発マスクとなれば、実に83年ぶり2人目の快挙だけに楽しみだ。