オリックス 「ストロング大阪」の仕掛け人は米国にいた

2020年06月03日 16時30分

上段の客席には「STORONG OSAKA」の文字が

 強い心で新型コロナウイルスに立ち向かう。オリックスでは今季日程が決定した1日にSNS上で「We are STRONG OSAKA」と題したスペシャルムービーを公開。選手や医療従事者、通天閣をモチーフにした45秒の動画で、球団では19日の本拠地開幕でさらにロングバージョンを公開する予定にしている。

 大阪府は吉村知事がリーダーシップを発揮し、全国に先駆けて新型コロナ対策を講じてきた。独自基準“大阪モデル”を構築し、達成状況をシンボルタワーの通天閣と太陽の塔をライトアップすることで“見える化”にも取り組んだ。オリックスが製作した動画にもそんな思いが込められている。担当者は「吉村知事も頑張っておられるし、大阪がみんなでウイルスに立ち向かわないといけない。野球ができるようになった感謝の思いと、ファンと僕らはつながっている、という気持ちを動画にしたかった」と話している。今後は「STRONG OSAKA」というワードもメッセージとして活用していきたい考えだ。

 さらにこの動画の企画段階で一役買ったのが、球団OBでもある米国在住の長谷川滋利シニアアドバイザー(51)だ。球団の担当者とリモート会議の席上でメジャーの状況を報告。まだ米球界は開幕日が未定ながら、各地で新型コロナに立ち向かうメジャー球団のメッセージや町の様子を伝えたという。「チームのことだけでなく、その地域全体へのコロナに打ち勝つメッセージにしないといけない、とアドバイスしてもらいました。すごく参考にさせてもらいました」(同担当者)。ファンとともに強い大阪、そして強いオリックスを見せていく覚悟だ。