球界から東京アラート発令を危惧する声「県をまたぐ移動が一番の問題」

2020年06月03日 13時20分

勝利し、エアハイタッチする阪神ナイン

 東京都が2日に都内で新たに34人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表。6月19日の開幕に向け、2日から始まった練習試合が行われている各球場にも緊張が走った。在京球団の関係者はスタンドに姿を現すと「今日は東京(感染者が)30人以上らしいよ」とポツリ。周囲がざわつく中「(東京は)大丈夫か?」と漏らした。

 関西地区の球団関係者は「以前と違って対策はできていると思うし、引き続き慎重にやっていくということ。無観客もそういうことだし、今日だって練習から相手チームともまったく接触がないように対策を取っている。どこかで感染者が増えたとかはあっても、以前ほどの多い数字ではない」と、このまま強行すべしとしたが、同球団の別の関係者は「第2波の不安はあるし、いろんな考え方がある。専門家の意見を聞いてのことであっても、開幕した後でまた感染者が増えたら『やるからだ』と言われるでしょう。また延期、となるともうやめた方がいいかもしれないですね」と危機感を訴えた。

 また、別の球団の関係者は「プロ野球は移動を伴う。もう一度、県をまたいだ移動の自粛を強く要請される事態となれば、再延期の議論は高まる。県境を越える移動が一番の問題。そこも含めて(国の再自粛方針に従うか)専門家の判断となる。あとは世論。第2波が来て、また自粛している中で県境をまたいで大移動して普通に野球やってたらおかしいとなれば『やめようか』『さすがにやめた方がいい』に傾くのが普通」とも。

 ようやくこぎつけた「6・19開幕」ということもあり、気が気でない様子だった。