広島・西川 「内野手登録」のまま外野手でゴールデン・グラブ賞を狙う

2020年05月30日 16時30分

紅白戦で本塁打を放った西川

 広島・西川龍馬内野手(25)が“意外な記録”に挑む。昨季は中堅手にコンバートされ、打率2割9分7厘、16本塁打、64打点とブレーク。コロナ禍で開幕が大幅に遅れた今季は同級生である鈴木誠也外野手(25)の後を打つ5番打者として期待されている。そんな男がひそかに狙うのがゴールデン・グラブ賞だ。

 昨秋キャンプで内野守備にも取り組んでいたこともあり、今季の登録は「内野手」のまま。しかし、昨季から本格挑戦した中堅守備も「去年一年間で失敗も経験し、レベルアップしている」(広瀬外野守備走塁コーチ)とメキメキ成長しているとあって、外野手としての受賞も夢ではない。内野手登録のままで外野手部門のゴールデン・グラブ賞を受賞すれば、セ・リーグでは1991年の飯田哲也(ヤクルト)以来で球団では初の快挙。それだけに西川も「やるからには取りたい。守備固めを出されないようにしっかり守りたい」と腕をぶす。

 29日にマツダスタジアムで行われた紅白戦では先発候補の薮田和樹投手(27)から中堅バックスクリーンに飛び込む特大の一発をかっ飛ばすなど3打数2安打2打点で好調をアピールした。「今始まってもいいくらい。開幕が楽しみ」と手応え十分で迎えるシーズンでは攻守でチームをけん引し、快挙達成といきたいところだ。