巨人・宮本コーチの言葉力が過密日程のピンチを救う

2020年05月30日 16時30分

いつも明るい宮本コーチ

 リーグ2連覇を狙う原巨人で宮本和知投手チーフコーチ(56)の役割が一層、注目を集めている。

 巨人投手の一人は「試合中、マウンドで宮本コーチは次の打者の攻め方とかではなく『お前に任せた』『お前と心中する』と言ってくれる。信頼してもらえていると思うと力が出る」と明かす。

 宮本コーチは「ピンチなんだから、細かいことを言っても仕方がない。いかに選手に気持ちよく投げさせるか」と、その意図を説明。引退直後の1998年1月から日本テレビ系「ズームイン!! サタデー」にレギュラー出演し、巨人の応援団長を自認しているが、エース菅野が「ズムサタ感がすごい」と言うほど、そのキャラが染みついている。

 同コーチは球団公式インスタライブに29日に単独出演し「しゃべっていないとストレスがたまる」と約50分間、話が途切れることはなし。「亀井はすべてに対してスマート。肌もきれい」「元木ヘッドは愛情がある」「パーラは釣りの話をしてくる」など選手、コーチを基本、褒め続けた。

 モチベーターとしての力は今季は一層、必要となる。6・19の開幕後は月曜休みの6連戦が続く予定で、雨天順延となれば大型連戦となる。原監督も「当然月曜日も予備日という形で入るケースもありますよね。入れば、12連戦、13連戦ということだってあり得るわけですから。覚悟してスタートすべきだと思っています」。当日移動のケースも増え、過密日程の負担は中継ぎ陣ら投手に重くのしかかってくる。

 そんな時、宮本コーチの“言葉力”が力を発揮しそう。菅野も「(宮本コーチは)連敗とか重苦しい雰囲気の時とかピッチャーだけのミーティングの時に結構、和ませてくれる」と昨季を振り返り感謝している。

「コーチは選手と死ねるかどうか」と話す宮本コーチ。その言葉でチームを連覇に導けるか。