オリックス オンラインでのファンサービスプラン練る

2020年05月29日 16時30分

紅白戦で安打を放ったジョーンズ(右)は適時打で生還し、ナインと“エアハイタッチ”

 オリックスがオンラインを駆使したファンサービスに乗り出す。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、当面は無観客試合となる。中継するテレビ各局や球団も演出面での工夫が求められるが、オリックスではユーチューブチャンネルや球団サイトを使ってファンと選手を結ぶさまざまなプランを練っているという。

 ある球団幹部は「入場収入はなくても長い目で見たら大きなチャンス。発想の転換が必要だと思う。例えばリモートを使って人がそこにいないのにいるかのような映像ができる。東京にいる人を京セラに登場させることができるし、リモートで始球式だってできる。お客さんにも球場に来ているかのような疑似体験を見せることができるわけです。新しい見せ方に取り組む絶好のタイミングと思う」と話している。

 今やテレビ番組もソーシャルディスタンスによるリモート出演が当たり前となり、野球中継でもゲスト解説者や有名人とのリモート“コラボ”が可能。そればかりか「試合後にファンを集めてオンライン記者会見というのも面白いし、お客さんが来場して球場内を歩いているという目線の映像を流すのもいい。グラウンドに入ったり、選手の試合後の様子をライブで流すことだってできる。特にホーム開幕戦ではテクノロジーを使っていきたい。誰かを呼んで、という始球式は考えていません」(演出担当者)。

 オリックスは自粛期間中もジョーンズ、T―岡田、榊原、安達らがインスタライブで積極的にファンと交流した。球場の演出だけでなく、ネット配信で視聴者を楽しませる。