河村たかし名古屋市長が中日に珍エール 「なんでもええで!派手にやってちょー!」

2020年05月28日 16時30分

パワフルな河村市長には与田監督(左)も圧倒されるばかりだった

 まさかの大放言だ。プロ野球の開幕が6月19日に決まったことを受け、中日は与田剛監督(54)と矢野球団社長、加藤球団代表が27日に愛知県の大村秀章知事(60)と名古屋市役所を表敬訪問。その際に熱狂的竜党として知られる名古屋市の河村たかし市長(71)から指揮官に、驚きの注文が付けられた。

 昨季まで7年連続Bクラスにあえぐチーム状況を憂えてか、優勝してほしいとの言葉を投げかけるわけではなく、河村市長は「なんでもええで派手にやってちょー」と名古屋弁でこのフレーズを繰り返した。

 具体的に“派手”とは何か? 市長は「チャレンジデーとかをつくってよー、例えば5試合に1試合とか。ファーストストライクは絶対に打つとか、必ずジャンピングキャッチするとか、そういうやつをいっぺんやってみやーって。そしたらスリルがあるで」と私案をブチ上げ「大リーグとかよく見るけど、ジャンピングキャッチだって、しょっちゅうやっとるよ。別にそれで後逸して何点取られようとそんなこと関係にゃー。そういうことをナゴヤドームでやっていただきてゃー。名古屋の地元民になり代わって、やけくそで言いたいこと言うんですわ。夕方に、中日が負けとるとラジオを切ってまう。どうせ負けてばっかりおるでまあええがねー。中日の野球はスリルがあるという雰囲気が欲しい」と言いたい放題だった。

 新型コロナウイルスの影響をはね返し、少しでも名古屋を盛り上げたいとの気持ちから思い余っての発言だろう。それでも生真面目な与田監督は「何よりもこういう時だからこそ、優勝という目標をより掲げて、何よりもけがに気をつけながら戦っていきたい」とし、河村市長の発言に対しては「それは今、言われてどうこうではない。今の言葉で戦術が変わるとかじゃないので」と困惑を隠せなかった。