レオナインが愛する名物食堂 ファン&工事関係者が窮地救った!

2020年05月15日 20時09分

西武ナイン、ファンに愛される「さやま食堂」

 西武ナイン、ファンに愛されて40年の名物食堂「さやま食堂」(メットライフドームそば)が6月中の開幕を待っている。

 新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言を受け、4月の売り上げが平時の7割超減となった同店。本紙がその状況を伝えた4月30日後には心配する近所の常連さん、ファン、改修工事が再開したメットライフドームの工事関係者らが駆け付け、食事やテークアウトで店の窮地を救ってくれたという。

 店主の山崎幸正さん(58)は「ゴールデンウイークの週末は一日で80人ぐらいのファンの方や近くの人が来てくれた。今は落ち着いてその半分ぐらい。ボチボチですよ。あまり来てもらっても(感染が)怖いからね。ファンの方は(ライオンズの)ユニホームやTシャツを着ているからすぐに分かる」とコメント。ファンらの好意で売り上げが戻ってきたこの2週間の状況を語った。

 しかし、この一方で「今年1年はあきらめています。試合が始まっても無観客ではね…」とも。通常、本拠地・メットライフドームで西武戦が開催される日は来店客、中継テレビ局等からの仕出し弁当などを含め1日200食前後が出るが、開幕したとしても当面、無観客試合ではいつ通常営業に戻れるかは見通しが立たないからだという。

 それでも山崎さんは一日でも早くプロ野球が開幕してくれることを願っている。

「新聞なんかを見ると6月19日がひとつのメドだと書いてある。実際に試合が始まってくれると、雰囲気を楽しみたい方は中に入れなくても球場に来てくれるんですよ。3月のオープン戦の時でも球場から漏れてくる打球音やアナウンスを聞いて、試合の雰囲気を味わいたいファンの方がチラホラいらっしゃった。だから、とにかくまずは開幕してくれること。今は何も楽しみがない。お客さんと野球の話ができないことが一番つらい」

 3月末に練習試合の全てが中止となってから約1か月半。日常から野球が消えてしまった有形無形の様々な影響が球界の周辺でも出始めている。