ソフトバンク・甲斐“動きます” 福岡の屋台文化を守る

2020年05月02日 16時30分

大好きな屋台文化を守るため、一肌脱ぐことを決めた甲斐

 福岡の文化を守るために鷹の正妻が立ち上がった。ソフトバンクの甲斐拓也捕手(27)が、福岡・天神地区の屋台有志およそ40軒が存続に向けて立ち上げたプロジェクト「SAVE THE YATAI」への賛同を表明した。

 再び屋台が笑顔であふれる日に向けての手助けをしたいとの思いを持っており、なじみの屋台からの協力依頼を快諾した。今後、メッセージなどを発信していく考えもあり「新型コロナウイルスの影響で福岡の伝統文化である屋台の存続が危ぶまれています。僕も屋台が大好きですし、コロナが終息した後に、またにぎやかな屋台文化が継続できることを願っています」と話す。

 現在、福岡の夜の風物詩でもある屋台はピンチを迎えている。福岡市・天神地区の屋台でも3月は売り上げが半減。4月7日の緊急事態宣言を受けてからは営業を自粛している。屋台はランチ営業ができない決まりとなっており、条例により他の飲食店のようなデリバリーサービスに活路を見いだすこともできない。固定費だけかかって完全に無収入の状態で今や存続の危機でもあるという。

 そこで終息まで持ちこたえるための資金として、天神地区の屋台組合メンバーが立ち上げたのが、インターネット上で支援金を募るクラウドファンディングのプロジェクト「SAVE THE YATAI」だった。寄付の金額に応じて、ドリンク1杯+屋台おすすめメニューが楽しめる「屋台きっぷ」など、再開時に使用できる返礼がもらえる。

 甲斐のバックアップ表明には同プロジェクトに参加している屋台メンバーも感謝感激。「あほたれーの」の大将・岩井高久さん(38)は「本当にありがたい限りです。(無事に存続して)同じ福岡を盛り上げられるように頑張っていきたいです」と話す。福岡が再び活気を取り戻す日々が待ち遠しいばかりだ。