阪神の新ベンチパフォーマンスがコロナ禍に苦しむテレビマンを救う!

2020年04月28日 16時30分

無観客試合となった3月22日のヤクルトとの練習試合で「矢野アロハ」を披露した矢野監督

 新型コロナウイルス流行の影響で、阪神は現在も甲子園球場および鳴尾浜球場での自主トレーニングのみを続行中。緊急事態宣言下とあり、全体練習再開の見通しすらいまだ立っていない。

 コロナ禍に苦しむのはテレビ局の野球中継スタッフも同様だ。仮にシーズン開幕を迎え、テレビ中継が再開できても「番組制作スタッフたちは狭い中継車の中に5、6人がすし詰めになる。この“3密”をどう解消するか。それに、解説をしていただく野球評論家の方々は総じて年配の方が多く、万が一にもコロナに感染してしまえば重篤化してしまうリスクが高い。場合によっては自宅などからリモート出演してもらうことも考えなければならない」(テレビ局社員)と心配そうに語る。

 また、当面の間採用されることが有力視されている「無観客試合」も悩みの種だ。別のテレビ局スタッフも「チャンスで得点を挙げたり、ピンチの場面を切り抜けた際、画面に映る『超満員のファンたちが歓喜に沸くシーン』は球場の臨場感を視聴者に伝える上で重要な絵。ところが無観客試合となるとこれが一切使えなくなる。この穴をどう埋めればいいのか…」と頭を抱える。

 テレビマン的に最もありがたいのはナインたちによる“ベンチパフォーマンス”の増加だ。そこで注目されているのが阪神だという。

「矢野監督は就任以来『矢野ガッツ』『矢野アロハ』などのテレビ映えするパフォーマンスをベンチから連発してくれた。これらのバリエーションをより増やしてくれれば殺風景な無観客試合もいくばくかはカラフルになる。ラミレス(現DeNA監督)の『ゲッツ!』みたいに選手固有の持ちネタなんかが増えればいいんですが…」(同テレビ局スタッフ)

 タイガースもお笑いも関西地区の大切な文化。沈みがちな世相を少しでも明るくするため、一日も早いシーズン開幕と、虎ナインたちの新ネタ開発に期待したい。