巨人・元木ヘッドが岡本にダメ出し「トークはそんなに甘いもんじゃない!!」

2020年04月27日 16時30分

神妙な表情で元木ヘッド(右)と話す岡本

 巨人の「若き4番」岡本和真内野手(23)に元木大介ヘッドコーチ(48)から「そんなに甘いもんじゃないッ」とまさかの“ダメ出し”だ。2年連続で全試合出場と30本塁打をマーク。チームの中心打者へと成長したジャイアンツの主砲に果たして何が起こったのか…。

 2018年途中に21歳の若さで巨人の4番に座った岡本は史上最年少で「3割30本100打点」を達成。19年も31本塁打を放ち5年ぶりとなるリーグVに貢献し、2年連続で全試合出場と30本塁打をマークした。守備でも三塁固定の予定だが一塁、左翼もしっかりとこなす。

 そんな攻守の「優等生」に元木ヘッドは「最初はあくまでもご祝儀。自分の実力じゃない」とピシャリ。その対象は打撃でも守備でも走塁でもなく「バラエティー番組」についてだった。

 岡本は3月15日放送の日本テレビ系人気番組「行列のできる法律相談所」でゴールデンのバラエティー番組デビュー。本来のペナント開幕日3月20日を盛り上げる一環で原監督、丸とともにユニホーム姿で出演した。

 同じくゲスト出演の中居正広に岡本は「プラカードを下さい」と直訴。2月下旬にジャニーズ事務所退所会見で中居が使用した「フラッシュの点滅にご注意ください」のプラカードをおねだりすると、ブラックマヨネーズ小杉には“塩対応”を見せスタジオを盛り上げた。

 岡本の頑張りもあって放送日時点で同番組の今年最高視聴率15・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、世帯視聴率)をマーク。チーム内からも「和真が一番おいしいところを持って行った」と高評価だった。当の岡本は「あんまり手応えなかったんですよね。素のままでいっただけ」と首をかしげるが、チームでも丸ら先輩とのやりとりで「しっかりしろや」と言い放つ毒舌スタイルが受けた形だ。

 そんな中、一人厳しい目を向けたのが元木ヘッド。引退後は野球解説の傍ら出演したフジテレビ系「クイズ!ヘキサゴンⅡ」で活躍。珍回答で笑いを取ると収録でアキレス腱断裂の大ケガをするなど文字通り体を張って番組を盛り上げた。

 同ヘッドは「野球選手として出演して笑いを取っても、それは番組側がおいしくしてくれただけ。そんなに甘いもんじゃない」と一刀両断。その裏には自身が下積みを経た苦労がある。「引退したら誰もプロ野球選手としては見てくれない。自分よりも年下でも芸歴が長い先輩がいれば控室でイスには座れなかった」と振り返った。

 もっとも、これは岡本には安易に満足してほしくないという親心から出た“ダメ出し”だ。巨人の4番として活躍を続ければ露出もどんどん増え、話術が求められる機会も多くなる。岡本は野球の技術と並行してトーク力にも一層磨きをかけ、何でもこなせる新時代の主砲を目指す。