ソフトバンク・和田 14年ぶりの対決を目標に高モチベーション維持

2020年04月24日 16時30分

2年前のオープン戦で談笑する和田(左)と松坂

 ソフトバンクの和田毅投手(39)がコロナ禍の中、来るべきシーズンに備え高いモチベーションを維持している。

 昨季は左肩痛から復活。シーズン途中(6月)からの一軍合流だったとはいえ、12試合の登板で4勝(4敗)を挙げ健在ぶりをアピールした。

 そんなベテラン左腕の今季目標は「先発ローテーション入り」だが、その意欲を支えているのが昨年末に西武に電撃復帰した旧友・松坂大輔投手(39)の存在だ。

 春季キャンプ中、和田に松坂のことを聞くと「いつも気にしています。というか、テレビやニュースなどからの情報が中心ですが、どうしても気になりますよね」とニヤリ。その上で「僕の同級生も現役では自分を入れて残り5人(和田、松坂、藤川=阪神、久保、渡辺=ともに楽天)になりましたから。その中で頑張っている姿を見るとやはり励みになる。中でも大輔は(ソフトバンク時代の)苦しい時期を知っているので。このままお互い、順調にいきたいですね」と苦楽を共にした世代を代表する右腕にエールを送った。

 もっとも和田が松坂を意識するのは同い年という理由だけではない。平成の怪物が自身と同じように今季先発陣の一角として活躍すれば「松坂VS和田」という悲願の同期対決が現実味を帯びるからだ。

 和田はその日を心待ちにしているようで「いつも大輔に会うとその話をする。もう一度先発で投げ合いたいね、と。(直接)対戦が実現した際には当然、勝負事なので勝ち負けはありますが、そこはやっぱり楽しみたいし勝ちたいじゃないですか。そのためには自分も今季、先発ローテーションの一人として投げ続けないといけないので。彼(松坂)の存在は大きいですよ」。

 両雄が先発として最後に直接対決したのは、松坂がメジャーに移籍する前年の2006年。今季実現すれば実に14年ぶりとなる。

 いまだシーズン開幕は白紙の状態だが、和田には“目標”がある。その思いがあるからこそチーム最年長左腕は難局下でも前を見据えている。