プロ野球「初の無観客開幕」で一致 開幕日は5月上旬に決定

2020年04月23日 20時18分

 プロ野球の12球団代表者会議が23日、オンライン上で行われ、今季は無観客で開幕する方針を確認した。新型コロナウイルスの感染拡大で延期となっている開幕日については緊急事態宣言が発令中の状況を考慮して現時点で確定することは避け、あらためて5月上旬に決める方向性も固めた。

 同日午前中に行われたJリーグと合同の「第6回新型コロナウイルス対策連絡会議」では、専門家から緊急事態宣言が解除された後に無観客で試合を開催することが妥当との見解を示された。これを受け、その日の午後からの代表者会議で各球団の代表者たちが顔を合わせて意見を調整。会議終了後のWeb会見に臨んだ斉藤惇コミッショナーは「今日の時点での開幕日設定は無理。5月上旬の連休明けには開幕日を決めたいという気持ちを強く持っている」と述べた。プロ野球史上初となる無観客試合での開幕についても「今日は結論として決め事にはしていないが、とにかく野球をやろう、やりたいと。国民の方々にテレビやネット等を通して見ていただこうという気持ちが強い。状況から考えて、お客さんを入れないで、まずはやっていこう、ということに、どこ(の球団)も反対はありません」とコメントした。

 今季のプロ野球は3月20日とされていた当初の開幕日から延期が続いている。その後も4月10日、同24日と最短での開幕目標日が設定されていたが、いずれも見送りとなって今は「白紙」の状態だ。今のところ早くても6月以降の開幕が見込まれている。

 加えて開幕日を決める方向性を示した5月上旬の連休明けは、まだ緊急事態宣言が解除されていない可能性もある。この点に関して同コミッショナーは「原則はそういう(開幕日を決める)気持ちでいる。ただ緊急事態宣言の内容がよりものすごく厳しくなってくるとか、そういう状況だと、また様子を見なければいけないかもしれない」と慎重な一面ものぞかせた。

 まだまだ、しばらくは手探りの状況が続きそうだ。