中日の根尾昂内野手が20歳の誕生日の19日に電話での代表取材に答え「当たり前が当たり前ではない生活になっている。とにかくいつ開幕してもいいように。求めるところを高くおいてやりたい」と先行き不透明なシーズンへの思いを語った。

 1年目だった昨季は壁にぶち当たり、攻守ともに試行錯誤が続いた。「昨年は苦しいことも経験した。振り返りたくないぐらい」と悔しさを募らせる。

 それでも入団以来変わらないのが練習熱心な姿勢だ。原則として高校出の選手は、4年間は寮で生活することになっている。根尾は「その4年は絶対にいたい。この環境以上のものが存在しないと思う」と練習場に隣接する寮で精進を続ける。