広島・大瀬良大地投手(28)が“コロナ太り”に細心の注意を払っている。球団は感染拡大を防ぐため19日からA班、B班が1日おきに練習する「1勤1休制」を導入することを決定。どうしても通常のシーズン中よりも運動量は落ちてしまうため「3食とも食べる量は抑えている。増えやすいタイプなので。今は維持できるように管理をしている」と節制して、現在の94~95キロをキープするつもりだ。

 世間では在宅時間の増加による食べ過ぎや運動不足が原因で増量してしまうコロナ太りが話題となっている。大瀬良も例外ではなく「食事の時間が早くなって寝る前に空腹になってしまうこともある」。そんな時に「プロテインを飲んでおなかを満たしている」というように苦心する部分もあるようだ。しかし、節制に気を使い過ぎてストレスをためれば逆効果。そこで導入しているのが“チートデー”だ。

 チートデーとはダイエットを長続きさせるために食事制限を無視して食べ放題の日を設定すること。練習が3勤1休だったときには「練習が休みになる前日だけはそんなに気を使わずに食べたいものを食べる。チートデーを作ろうと妻と話し合った」と栄養士の資格を持つ真由夫人と相談のもと、油ものや好物の甘味などを思う存分に食べることでガス抜きをしていたそうだ。

 先の見えない状況ながら、すでに自身2度目となる開幕投手には内定済み。メリハリを利かせた体重管理法で来るべき開幕に備えている。