ロッテ 今こそ学ぶ「鳥谷流孤独トレ」

2020年04月17日 16時30分

「孤独トレの達人」といえば鳥谷だ

 15日から本拠地ZOZOマリンスタジアム、浦和球場での自主練習を中止したロッテ。チーム内には現在、新型コロナウイルスに感染した選手、関係者はいないため、今月11日から球場施設の使用を選手らに許可していた。だが、施設のある千葉県と埼玉県は共に今月7日に政府から緊急事態宣言が発令された対象地。球団は感染防止に向け最善策を取ったのだろう。

 とはいえ、この決定で困るのは選手たち。今後は長期間にわたり自宅や選手寮など限られた場所でのトレーニングを余儀なくされる可能性が高い。そこで今、ナインの間でひそかに注目を集めているのが3月に電撃加入した鳥谷敬内野手(38)の「オフの過ごし方」だ。

 周知のとおり、鳥谷は昨年オフに阪神を退団後、移籍先を模索しながら孤独トレを敢行。ロッテ入りが決まる直前まで、限られた施設を転々としながら自身の体調管理に努めた。そのかいもあり、ロッテ入りからわずか1週間で二軍戦に出場。春季キャンプ不参加でも個々で調整できることを実践してみせた。ロッテの選手はこの経緯を間近で見ているため鳥谷が一人で過ごした際の調整法に興味津々。複数選手がチーム関係者や鳥谷と親しい選手を介して習得を試みているという。

「プロの選手であれば、オフのトレーニング法を各自持っていますが、それはあくまでキャンプインに向けてのもの。一度つくり上げた肉体を維持したり、即座に実戦に対応できる体づくりを知らない選手は意外に多い。限られた場所でしかトレーニングができないならなおさらです。その点、鳥谷は昨季阪神で出場機会に恵まれない中でも一軍に帯同したまま状態を維持していたし、今年もキャンプなしですぐに実戦に参加できる体づくりをしていましたからね。場所を選ばず体を鍛えかつ体調を維持する彼の調整法は間違いなく他選手の参考になる。シーズン開幕日が定まらない今こそ、見習いたいと思う選手が出てくるのは当然でしょうね」(チーム関係者)

 練習の虫として知られる鳥谷だからこそできる孤独トレという声もあるが…。このままチーム内に「鳥谷流調整」が浸透すればロッテの開幕ダッシュも夢ではない!?