元プロ野球選手の井端弘和氏(44)、里崎智也氏(43)、元ソフトバンクの川崎宗則氏(38)がこのほど、毎日放送(MBS)のスポーツ番組「戦え!スポーツ内閣」(15日午後11時56分=関西ローカル)の収録に参加した。

 新型コロナウイルスの感染拡大で、開幕の見通しが立たないプロ野球。同番組では、試合が見られないファンのため、選手たちの美しいプレーを深掘りする「プロ野球は美しい」と題した新企画を放送する。第1弾では「ダブルプレー」を特集し、ゴールデン・グラブ賞7回受賞の井端氏、同2回受賞の川崎氏、里崎氏がゲスト出演。球界屈指の“守備の名手”たちが揃い踏みし、知られざるダブルプレーの極意を伝授する。

 VTRでは「二塁手と遊撃手間のダブルプレー」だけでなく、捕手の配球と強肩が見せ場となる「三振ゲッツー」、犠牲フライでの得点を許さない外野手の「レーザービーム」といった名場面をたっぷり紹介。井端氏と川崎氏が、現役時代に生んだダブルプレーの中からもっとも美しいプレーを自ら解説するコーナーも放送する。

 さらに、井端氏と川崎氏が、夢のスペシャル二遊間“イバムネコンビ”を結成すると、一塁手役を務めたMCの武井壮は「最高に豪華だね。ファーストから見る景色、最高よ!」と興奮冷めやらない様子。

 里崎氏がノッカー役を務め、2人はダブルプレーを次々と実演しながらその極意を解説。6―4―3のプレーの場合、「セカンドの位置や動きたい方向を予測し、投げる位置を変える」と、ショートの井端氏がプレーをしながら話せば、続いての4―6―3のプレーでは「持っているボールを早くショートに見せることで、(ショートがボール位置を確認できるので)安心する」とセカンドの川崎氏が指摘した。

 また、「コツは手首を使わないこと」と言いながら井端氏が見せた華麗なグラブトスには、武井も大興奮だった。