広島DJ・ジョンソン 守護神君臨への武器は変幻自在のパワーカーブ

2020年04月13日 16時30分

一軍練習に合流中のDJ・ジョンソン

 広島のDJ・ジョンソン投手(30=前ロッキーズ)が名誉挽回を狙っている。オープン戦での不振により二軍行きとなったが、現在はコロナ対策のため他の外国人選手とともに一軍練習に合流。「米国の家族は心配だが、野球選手としてここにきている。チームに貢献したいんだ」と3勤1休の練習で調整を続けている。

 そんな助っ人右腕の最大の特長はパワーカーブだ。2016年の2A時代に同僚から伝授されたもので「日本でも通用するという自信はある。カウントを取ることもできるし、打者を打ち取ることもできるんだ」と腕をぶす。130キロ前後で縦に鋭く落ちる球が“基本形”だが、米国でも球場の標高やその日の天候によって投げ分けていたように「湿気の多さによってボールの動きが違ってくる。そのへんは臨機応変に対応していく」とキッパリ。打者によっても球の落ち具合や球速などを変えることが可能で数種類のカーブを操っていくという。

 昨季まで阪神に所属したピアース・ジョンソン投手(28=現パドレス)ら、パワーカーブを持ち味とする助っ人の成功例があるだけにチーム関係者は「オープン戦では真っすぐを狙い打たれたが、カーブは打たれていない。その真っすぐも改善している」と期待を寄せる。「オープン戦は試合数が少なかったので、カーブは数多くは投げられなかったからね」とまだまだ手の内は明かしていない様子のDJ。カーブを武器に守護神の座に君臨することができるか。