「名古屋飛ばし」に中日ナインの反応は?

2020年04月08日 16時30分

マスク姿で球団事務所を訪れた与田監督

 新型コロナウイルスの特別措置法に基づき、7都府県に発令された緊急事態宣言で愛知県が含まれていなかった、いわゆる“名古屋飛ばし”に中日内が困惑している。

 チームは5日から7日まで活動を休止していたが、7日に与田監督が球団事務所を訪れて矢野球団社長、加藤球団代表と緊急会談を行い、8日から一軍、9日から二軍がいずれもナゴヤ球場でグループ分けした分散型の自主練習を再開することを決定。与田監督は「完全に家の中で待機させるのは難しい。それよりも安全な場所を提供して感染しないようにグループ分けした方が最善策ではないのかな」と説明した。

 しかし、今回の緊急事態宣言で愛知県が対象外となり、練習を行うことに球団内では戸惑いの声も出ている。

 加藤代表は「プロ野球選手は野球をやるのが仕事で、別に遊んでいるわけではない」と前置きしつつも、活動休止を余儀なくされている球団を憂慮する。「差が出る可能性はある。練習ができる球団はそこに合わせるのか、合わせないのか難しいところ」と頭を痛めている。

 加藤代表によれば「与田監督も練習してもいいものか、気にしていて、迷っているところはあった」というが「幸か不幸か愛知県内には緊急事態宣言は出されていないので、粛々と選手のために練習をした方がいいのではないか」と指揮官に持ちかけたという。

 とにかく、政府の緊急事態宣言を受けて名古屋市の河村たかし市長は「愛知県も対象に含めていただきたい」と述べるなど、中日外でも“名古屋飛ばし”問題は波紋が広がっている。