ドラ1堀田に続き…巨人駆け込みオペラッシュも

2020年04月04日 16時30分

右ヒジ手術を受けた堀田

 また振り出しに戻った。プロ野球の開幕が最短でも5月以降へ先送りされることが決まり、シーズンの日程はますます不透明になってきた。仮に開幕できたとしてもイレギュラーなスケジュールになることは必至。加えて、開幕までさらに時間的猶予が生まれたことで、巨人では意外な懸念も生じている。

 やむを得ないとはいえ、繰り返される開幕延期によって、いよいよ公式戦の削減も想定されている。「5月末」に開幕したとしても、調整期間はあと2か月もある。こうした状況に、球団関係者は「そんなことを考える人はいないと信じたいですけど」と前置きしつつ「どうあっても大変なシーズンになる今年よりも来季を見越して手術をするとか…。メジャーでもそういう傾向が見られるじゃないですか」と声を潜めた。

 MLBは5月中旬の開幕を目指すとされるが、コロナ禍の影響でさらなる延期の可能性も高まっている。現地報道では7月1日に開幕し、公式戦も100試合に削減する構想もあるとされる。こうした混乱が、ここへきて手術に踏み切るメジャーリーガーが続出する理由との見方もある。レッドソックスではエース左腕のクリス・セール(31)、パドレスの有望株のアンドレス・ムニョス(21)とレジー・ローソン(22)らが3月に入り、相次いでトミー・ジョン手術を受けている。

 巨人ではドラフト1位ルーキーの堀田賢慎投手(18=青森山田)が2日にトミー・ジョン手術を受けたばかりだが、こうしたメジャーの流れが日本にも伝染し、来季を見据えた大手術やクリーニング手術などを名乗り出る“故障者予備軍”が続々と現れるのではないか――というわけだ。

 開幕が白紙となったことを受け、原辰徳監督(61)は「我々も熟慮しながら開幕に向けていいスタートが切れるように正しく時間を使っていきたい」と手綱を締め直したが…。ドミノ倒しのごとく“駆け込みオペ”が頻発するような事態は避けたいところだ。