ヤクルト・村上 開幕延期の“空白期間”で三塁再挑戦

2020年04月02日 16時30分

守備練習をする村上

 開幕延期も糧にする。ヤクルトの村上宗隆内野手(20)が三塁再挑戦に燃えている。

 プロ野球の開幕は阪神の3選手に新型コロナウイルス感染者が出た影響もあり、5月以降にずれ込むことが確実。「すごく残念ですけど、プラスに捉えてしっかりと調整をしていきたと思います」と話していた村上ににとって延期はある意味“追い風”とも言える状況だ。というのも三塁守備の練習時間が増えるからだ。

 プロ入りと同時に捕手から三塁手へコンバートした村上にとって昨季は三塁で実質2年目のシーズンだったが、一軍では守備難によるミスを連発。中盤以降は一塁にコンバートされた。それでも「(捕手から転向して)簡単に三塁を守れるものではない」(チーム関係者)との判断から春季キャンプで再び三塁挑戦を始めた。

 ところが、そのキャンプ中に下半身のコンディション不良で離脱。通常通りの3月20日開幕ならば三塁への挑戦は延期となるはずだった。球団サイドも「今後、外国人選手とポジションで競合することがない」「今のうちに三塁手を経験した方がもっと野球を勉強できる」との理由から若燕の三塁再挑戦を後押ししていただけに延期をプラスへと変える。

 1日に埼玉県戸田市の球団寮に隣接する室内練習場で練習を行った村上は「開幕までの時間が無駄にならないように一日一日を大切にして開幕に100%のパフォーマンスが出せるようにしっかりと準備していきたい」と球団を通しコメント。昨季のセ新人王が終わりの見えない“空白期間”でどれだけ成長できるか、見ものだ。