日本ハムの徹底的な外出禁止に鎌ケ谷市民が感謝

2020年03月30日 16時30分

日本ハムの若手ナインは寮に閉じこもっている

 新型コロナウイルスの感染拡大にプロ野球界も動揺する中で、日本ハムの徹底した対応に地元住民から感謝の声が広がっている。

 日本ハムは25日から4月2日まで実施予定だった一軍本隊の全体練習を早々に取りやめ、自主練習へと変更。報道陣も完全シャットアウトして感染拡大防止に努め、千葉県鎌ケ谷市内にある二軍施設での自主練習も、降雪の影響なども加味して29日と30日を同様に完全クローズとした。この対応に地域住民の高齢者たちが感謝の声を上げた。近隣に住む50代の男性は「鎌ケ谷スタジアム周辺は高齢者が多いし、人の出入りをこの時期に少しでも減らしてくれた意味は大きいと思いますよ。高齢者の母もいるので、心配要素が一つ減ったことは間違いないです」と笑顔で話す。ちなみに平成27年度の国勢調査によると、鎌ケ谷市の高齢者率は26・9%で千葉県平均25・9%よりも高い。

 選手の姿勢も賛辞の対象となっている。前出の男性は「普段は近所の飲食店などで日本ハムの若い選手たちをよく見かけるけど、最近は全く見ないですよね。遊びたい盛りの年頃だろうに、しっかり自粛しているのは褒めてあげてもいいんじゃないですか?」と言う。

 日本ハムは2月下旬から一、二軍通じて外出禁止が通達されている。選手にしてみれば球団からの指示に従っているだけだろうが、地域住民からの評判は上々だ。