阪神・平野が〝義兄弟〟井岡にエール

2012年06月19日 12時00分

 阪神の平野恵一内野手(33)が交流戦最後の17日のロッテ戦(QVCマリン)で攻守に大ハッスルした。計33本の安打が飛び交った乱打戦は6—6のドローとなったが、ガッツあふれるプレーを連発したのが平野だ。今季8度目の猛打賞ばかりか、9回の守備では、二塁後方への飛球を右翼・浅井と激突しながらキャッチ。

 試合後は病院送りとなった浅井を気遣いつつも「お見合いしてしまうのが絶対に嫌だったんで。あれがベストプレー」と言い切った。

 そんな平野の発奮材料となっているのが、20日に行われるボクシングWBC世界ミニマム級王者・井岡一翔(23)とWBA同級王者の八重樫東(29)による世界王座統一戦だ。井岡と親交があるだけに「もちろん(勝利を)期待してますよ。まあ大変さは分かってますからねえ…。勝ったら(祝勝会を開いて)お祝いすると約束してるんです」と平野は明かす。

 井岡とは知人を通じて数年前に知り合い、今や兄弟のような間柄。大阪市内の井岡ジムを何度も訪れて水などを差し入れし、昨年の大みそかに井岡がV2を飾った際には白いジャージーをプレゼントしている。今回の弟分の世紀の一戦を楽しみにし、自身も大いに刺激を受けている。

 2人の関係をきっかけに、井岡ジムと球団も急接近しそうだ。井岡ジム側が「平野さんにお世話になっているし、阪神さんならいつでもジムに来ていただければ」と呼びかければ、阪神側も「オフにうちの選手と合同自主トレをやったりという可能性はあります」(球団関係者)と反応した。2人の暴れっぷりに注目だ。