藤浪コロナ感染を教訓…阪神が選手と球団職員に「外出禁止、外食禁止」を通達

2020年03月27日 22時01分

コロナ陽性だった藤浪

 阪神・藤浪晋太郎投手(25)の新型コロナウイルス感染判明から一夜明けた27日、同球団の揚塩社長、谷本球団本部長は対応に追われることになった。

 14日に藤浪らと食事会に出席し、嗅覚と味覚の異常を訴えPCR検査を受けた伊藤隼太外野手(30)と長坂拳弥捕手(25)も検査結果は陽性。阪神の新型コロナウイルス感染者は3人となった。

 同日午後に兵庫・西宮市内の球団事務所で会見に臨んだ揚塩社長は冒頭で「3名という複数名で発症者が出てしまったことを重く受けとめている。感染拡大防止のために関係各所の指導を仰ぎながら対策を講じていきたい」とし、保健所の指導の下、感染経路の特定に力を入れていく構えを示した。

 藤浪がPCR検査を受けることが決まった25日の段階まで、阪神は遠征先などでも選手たちに外出禁止令は出さず、それぞれの自主性に任せる方針を打ち出していたが「もう少し厳しく外出禁止という形で臨んでいけばよかったという反省もある」とした上で、現在自宅待機中のすべての球団職員と選手たちに外出禁止、外食禁止を通達したという。

 またこの日、東京都内で行われたセ・リーグ理事会に出席した谷本球団本部長も会議終了後に報道陣の取材に応対。現在活動休止中の選手たちについて「活動を停止していない(別の)球団にかけあって『練習させてください』といった(阪神の)選手もいたが、それは止めた。だが彼らの情熱に応えたいという気持ちもある。選手に家でジッとしておけというのもね」と“再始動”のタイミングを見計らう難しさを吐露した。

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