オリックス 藤浪のコロナ陽性にナインは動揺

2020年03月27日 16時30分

藤浪のコロナ陽性に衝撃が走った

 新型コロナウイルスの感染が判明した阪神・藤浪晋太郎投手(25)を巡っては、お隣のオリックスにも衝撃が走った。取材時はPCR検査の結果が判明しておらず、西村監督は「まだ陽性か陰性か分からない段階でコメントは何も…。陽性となればチームのこともある。私も30年以上(プロ野球界で)やっていますけど初めてのこと。現状を頭に入れながらやるしかない」と困惑の表情。ナインも「藤浪さんはどんな状態なんですか?」「これからどうなるんですか?」と動揺を隠せなかった。

 オリックスは二軍が18日に阪神と練習試合を行い、藤浪が先発だっただけに、なおさら「感染ルートを(明らかにするため)プライベートまで調べられたらかわいそう」「ただの鼻炎であってほしい」と心配する声が絶えなかったが…。

 オリックスもこれまで新型コロナウイルス対策に細心の注意を払ってきた。京セラドーム、舞洲の二軍球場、合宿所には消毒液を配備し、検温や衛生面を徹底してきている。選手サロンでの食事についても「向かい合わせにならないようにテーブルの位置を変え、隣とも2メートルくらい距離をあけて食事をするように言っている。大皿の料理を取り分ける共用のトングも使わず、スタッフが小さい入れ物に入れたものを取って食べるようにしている」(球団関係者)。

 体調不良の自己申告の徹底、私生活面も細かく指導しており「この先、関西で爆発的に感染者が増えても、もう対策のしようがない」との悲痛な叫びも。ただ、藤浪の感染が明らかになったことで、より神経質にならざるを得ない。選手、関係者の気疲れは蓄積されるばかりで、限界に達するのも時間の問題だ。