日本ハムの斎藤佑樹投手(31)が25日、西武との二軍練習試合(鎌ケ谷)に6回から救援登板し、2回を投げて無失点だった。

 視察に訪れた栗山監督が見守る中での登板。課題とする先頭打者への四球を呉に与えてしまったものの、その後は中飛と併殺打に打ち取り無失点に。7回は山田、山野辺に連打を浴びて無死一、二塁とピンチを招いたが、走者のミスなどもあり、なんとか無失点で切り抜けた。

 試合後、斎藤は「全く納得できないですね。自分のことだから悪くも言えないし、かといって前向きなことも言えない。何とも言いようがないです…」と終始渋い表情。

 現在取り組んでいるフォームバランスの修正が順調に進んでおらず、指揮官も「苦しんでいるんだなと理解できる。佑樹には泥まみれになって野球をやる時だと話しているし、くっしゃくしゃになっても、泥まみれになっても野球を追い求めている姿があるかないかが大事。佑樹なら何か見つけられるはず」と話した。