オリックスの“Aロッド” AJの陰に隠れても「チームの力になりたい」

2020年03月25日 16時30分

影の薄いAロッドだが…

 オリックスの新助っ人アデルリン・ロドリゲス内野手(28=前パドレス3A)がスーパースターに隠れながら日本での飛躍を狙っている。

“Aロッド”の愛称で知られる身長190センチの大型内野手は現在、日本野球への対応
を第一に調整を続けている。ヤンキース等で活躍した“本家Aロッド”のアレックス・ロドリゲスとは異なりメジャー経験はないものの、マイナー通算174発の長距離砲だ。本来ならチーム内外から注目を集めてもいい。

 ところが、オリックスは今季、出来高を含め2年総額10億円超の契約でメジャー通算282発を誇る“AJ”ことアダム・ジョーンズ外野手(34=前ダイヤモンドバックス)を獲得。この余波でメディアのオリックスに関する報道の大半がジョーンズという「AJ祭り」となり、ロドリゲスは全くといっていいほど注目されていない。

 しかし、当の本人は「自分はAJのような成績を残していないし(マスコミの注目度は)気にしない」と涼しい顔で「むしろ自分の力をシーズンで出し切ることの方が大事」と謙虚な姿勢でいる。

 オリックスは今季、6人の外国人を抱え、ロドリゲスは激烈な外国人枠争いを勝ち抜かなければならない。だが、当の本人は自身の立場をこう話す。

「僕は他の外国人選手と競争というより、チームの一員として貢献したい。自分一人が勝ち抜くのではなく、AJや他の外国人選手を含めた中でチームの力になりたい。個人の結果よりその思いが強いんだ」

 来日後からラーメンにハマり、現在は「豚骨ラーメン」への愛着が強い右の大砲候補。「今後は別のラーメンの味にも挑戦していきたい」。チーム愛とラーメン愛で長年低迷するオリックスの隠れた起爆剤になれるか。