バレンティンが母国オランダから叙勲か

2013年08月31日 16時00分

52号を放ったヤクルト・バレンティン

 ヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手(29)が30日のDeNA戦(神宮)で52号ソロを放った。4回、吉川の143キロの真ん中低めのシュートをバットを折りながら左翼スタンドへ持っていった。

 

 試合にも8―2で勝利。シーズン本塁打日本記録まであと「3」と迫った最強助っ人は「試合前に必ずホームランを打って試合に勝つと約束した」と小川監督への56歳の誕生日プレゼントに満足そうだった。

 

 絶好調のバレンティンに母国も動きを見せる。カリブ海に浮かぶオランダ領キュラソー島出身で、今年のWBCでベスト4入りに貢献したオランダ代表の4番ということもあり、在日オランダ大使館関係者は「これまで日本でスポーツで活躍して有名になったオランダ人も王室オラニエ・ナッサウ家から叙勲を受けている。古くはアントン・ヘーシンク。K―1のアーネスト・ホーストも受けている。新記録をつくり推薦があれば、バレンティン選手にも十分その可能性はある」と話した。

 

 同関係者によれば本塁打日本新記録は1964年東京五輪柔道無差別級決勝で日本の神永昭夫を破り金メダルを獲得し、その後、全日本プロレスのリングにも上がった故ヘーシンク氏(2010年死去)に並ぶ快挙だという。同じ球技では10年のサッカー南アW杯で準優勝となったファンマルバイク監督と主将が女王から叙勲を受けている。

 

 バレ砲が母国の後押しを受け記録達成に向けひた走る。