オリックス コーチも上手なジョーンズ“先生”

2020年03月20日 16時30分

ナインの間で人気がうなぎ上りのジョーンズ

 オリックスの大物助っ人、アダム・ジョーンズ外野手(34=前ダイヤモンドバックス)の人気がナインの間でうなぎ上りだ。マイペース調整とあって実力の片鱗はまだ見せていないとはいえ、メジャーの第一線で活躍した野球観、知識にナインは舌を巻いている。ロッカーや外野の練習中に若手が質問攻撃しているが、ジョーンズは“先生役”として丁寧に教えてくれるという。

 ある選手は「ジョーンズさんは凡退してもそれが進塁打ならムダなアウトじゃないんだって。若い選手はヒットが欲しいから凡打したらシュンとなりがち。でもそのアウトに価値があるならベンチも“いいんだぞ”って迎えてあげないといけない。首脳陣が声をかけるだけじゃなく、僕らがそんな雰囲気を出していくことが必要。話を聞いてそうしようと思いました」と感心しきりだ。

 技術アドバイスもよくしてもらっており、打ち方、投げ方を相談すると「昨日はこうだったけど、今日はこうなっていたよってちゃんと試合でのプレーを見てくれている。杉本(裕太郎外野手=28)なんかすごくいろいろ聞いているし、コーチみたいですよ」(別のナイン)。さらに「勝ち方を知っていて話に説得力がある。勉強になる。こんな助っ人は初めてですよ。できればジョーンズさんを講師にしてミーティングをやってもらいたいくらい」との声まで…。

 メジャー282本塁打の実績から初めはナインも硬くなっていたが「話してみたらすごくフレンドリーですよ」と今では若手選手が群がってくるほど。開幕前から“ジョーンズ効果”は確実に広がっているようだ。