藤浪よ虎のウッズになれ! 広告業界も再起願う

2020年03月19日 16時30分

完全復活を期す藤浪

 虎のウッズになれ――。完全復活を期す阪神・藤浪晋太郎投手(25)を広告業界も注目している。

 開幕ローテ入りをかけ、試行錯誤の日々を送る藤浪は18日にオリックスとの二軍練習試合に6回から3番手で登板し、3回を5安打1失点。プレシーズンの戦いでは安定した成績を残すことはできず一進一退の日々を送る。高卒で阪神に入団して以降、3年連続で2桁勝利を挙げた右腕に期待を寄せる声は球界内にも根強いが、長いトンネルの出口はいまだ見えぬままだ。

 藤浪の復活を願うのは野球ファンだけではない。在阪の大手広告代理店社員は「藤浪と同級生の大谷(エンゼルス)のみならず『1994年生まれ世代』は羽生結弦(フィギュアスケート)、萩野公介(競泳)ら実績、知名度の高いアスリートがひしめく黄金世代。18歳の時に甲子園で春夏連覇を果たした当時の藤浪は世代筆頭とも呼べる存在でしたが、残念ながら現在の藤浪の広告的価値は成績の低迷に比例して低下しています」と明かす。現に昨年末の『アスリートイメージ評価調査』では1位に羽生、4位に大谷がランクインしたが、藤浪はランク外。それでもこう続ける。

「ですが、相次ぐスキャンダルや故障を経て、昨年のマスターズを制したゴルフのタイガー・ウッズら『挫折を経て復活したアスリート』は世間から深く愛され、共感を大きく呼べる存在になり得ます。藤浪も今季こそ完全復活を果たせば、彼の広告的価値も大きく跳ね上がるはずです」

 藤浪のポテンシャルの高さ、そして成績が低迷して以降の苦闘の日々は野球ファンなら誰もが知るところ。今季こそウッズのように這い上がり、自身の価値を取り戻せるか。