中日のR・マルティネス 開幕間に合っても新たな問題

2020年03月14日 16時30分

ライデル・マルティネス

 中日のライデル・マルティネス投手(23)が開幕に間に合うことが決定的となったが、
チーム内に新たな問題が浮上している。

 R・マルティネスと、開幕までに支配下登録される可能性が濃厚な育成契約のヤリエル・ロドリゲス(23)の両投手が東京五輪の出場権をかけてキューバ代表として米大陸予選(22~26日)に出場するため12日に日本を出国。ところが、翌13日に新型コロナウイルスの感染拡大を受けて米大陸予選の延期が発表された。

 両投手は、このまま一度キューバに立ち寄った後、来週中にも再来日予定。これを受けて与田監督は「いつ開幕になるか分からないけど、おそらく開幕に間に合います。やることないんだからできるだけ早く帰ってくるんじゃないかな。時差ボケだけになりに行ったようなもの。出発する前に分かれば良かったのにね」と守護神候補の開幕セーフが濃厚となり、冗談を交えながら笑みを浮かべた。

 しかし、喜んでばかりもいられない。東京五輪の最終予選は台湾で4月に実施予定だったが、6月17~21日に延期が決まっている。米大陸予選の代替日程は決まっていないが、その最終予選の直前になることが想定される。そのためチーム関係者は「R・マルティネスが開幕に間に合わないことよりもシーズン途中の6月に抜けられることの方がよっぽど痛手だよ。去年も中抜けして戻ってきたら調子が全然上がらず、さっぱりだったから今年もその二の舞いにならなければいいけど」とヤキモキしている。

 昨季のR・マルティネスはキューバ代表として国際大会に出場するため7月中旬から約1か月、チームを離れたが、合流後は体調不良を訴えて抹消されるなど精彩を欠いた。それだけにチーム内ではシーズン中の途中離脱を危惧する声が噴出している。