中日・3年目の山本 バナナ効果で先発ローテ入りだ

2020年03月10日 16時30分

山本拓実

 中日の山本拓実投手(20)が今季から取り入れたルーティンワークで先発ローテ入りに近づいている。

「試合開始1時間半前にバナナを2本食べてマウンドに行くという感じでやっています」

 昨年までは試合前に麺類なども食べていたというが、今年からゲーム前の食事はバナナだけにした。「バナナはどの遠征先にも置いてあるし、栄養士の方にもエネルギー補給や小腹がすいているときにバナナを食べるのがいいよといわれたので。消化もいいし、おなかいっぱいにもならない。緊張しておなかがすいてないときも詰め込めます」という理由からだ。

 バナナだけを食べて臨んだ2月24日の楽天戦では2回無失点。5日の教育リーグ・オリックス戦でも5回2失点と先発候補で最も安定した投球を見せている。

 一軍には現在、大野雄、柳、吉見、山本、小笠原、梅津、福谷、岡野と先発候補が8人いるが、このままいけば身長167センチの3年目右腕が先発ローテ6人に入るのはほぼ確実。次回登板は14日のロッテ戦(ナゴヤドーム)となる。

「僕はルーティンをしっかり作って、それをこなしていくことで不安をなくしてマウンドに行くというタイプ。試合に対する緊張をルーティンをこなしていくことで紛らわせるというのもある。(試合前にバナナを食べることは)いいサイクルになっていると思う」と“バナナ効果”で先発の座をガッチリつかみ取るつもりだ。