西武・川越が猛アピール 辻監督も絶賛「見事だね」

2020年03月07日 18時09分

9回、2ランホームランを放った川越

 西武は7日、広島とのオープン戦(マツダ)で19安打11得点と打線が爆発し、大勝した。

 初回、立ち上がりに苦しむK・ジョンソンを早速つかまえる。源田、森の連打などで二死一、二塁とし、5番・外崎の右翼フェンス直撃の三塁打で2点を先制。続く2回はメヒアの適時打の後、二死満塁から4番・山川の技あり中前打で塁上の三者が一気に生還。「あの場面は、相手投手が振りかぶって投げていたので(一塁走者の森まで)思い切ってスタートが切れた」と解説した黒田三塁ベースコーチの好判断でもあった。

 3回に先発・松本が4連打で4点を失ったが、西武にしてみればシーズン中、頻繁に起きる通常パターン。取られたら取り返す西武野球が目を覚ましたのは、レギュラーメンバーが一斉にベンチに下がった8回からの2イニング。

 まずは8回、投手から野手に転向して2年目の川越が右翼線二塁打、続く森越も右前打で続くと柘植の三ゴロが相手の野選を誘う。さらに山野辺、佐藤の適時打で計3点を挙げた。9回は途中出場のスパンジェンバーグの中前打の後、再び川越がDJ・ジョンソンから右中間に2ラン。終盤に交代出場した8選手が計8安打5打点と、開幕一軍に向けて猛アピールだ。

 辻監督は「打線はみんな悪くない。彼らも必死だろうし内容もいいからね。(2打席連続長打の)川越も見事だね、すごいね。(開幕スタメンも)可能性はゼロじゃないですよ」と“ネクスト糸井”を目指す未完の大砲の可能性に触れた。

 川越は「この間は0―3から(バットを)振れなかったけど、結果が出ているのはすごくいい。途中で出た時にしっかり打てるかで評価は変わってくる。フルスイングで強い打球を打つのが自分の長所なので」とアピール。秋山が抜けた穴を埋めようと、次のスタメン候補たちが激しく争っている。