西武・辻監督が喜んだギャレットの謙虚な姿勢

2020年03月07日 16時30分

好投したギャレット

 西武の新外国人右腕、リード・ギャレット投手(27=前タイガース)が6日の広島戦(マツダ)に志願の回またぎ登板。この時期としてはNPB最速の157キロ速球と2日前に習ったばかりのフォークを駆使し1回2/3を無安打無失点、3奪三振の好投を見せた。

 5回一死一塁の場面でマウンドに上がったギャレットは、西口投手コーチが「あれはギャレットの希望。シーズン前に一度回またぎを経験しておきたいと。だから平井に『お前のポジション(セットアッパー)をギャレットが狙っているぞ』と言っておいた」と笑顔がはじける5者連続シャットアウトだった。

 登板後のギャレットは「シーズン中にああいう場面は必ずある。それを想定してしっかり投げられた。(野間を遊ゴロに打ち取った)フォークは2日前に高知で豊田コーチに『日本で投げていく中ですごくいい球種になる』という話をしていて試した。まだ30球ぐらいしか投げられていない。最速157キロ? より速いスピードボールが投げられるか分からないけど今より平均的に速いボールを投げる自信はある」と頼もしいコメントを連発した。

 何よりこの新外国人右腕の謙虚な姿勢に期待値を高めているのが、不安の80%を投手陣が占めている辻監督だ。指揮官は「今日は課題を持って投げてくれた。いいフォークを投げていたし、日本に来てフォークを投げるなんて大したもの。(157キロは)間違いじゃないの。1球ぐらいじゃだまされないよ」と言いながら新天地で成功するため、貪欲な姿勢でチャレンジを続ける右腕の姿勢をたたえていた。