中日・阿部の尻に根尾 昨季大ブレークも油断大敵

2020年03月07日 16時30分

阿部は二塁を死守できるか

 5年目の中日・阿部寿樹内野手(30)の尻に火がつき始めてきた。

 6日の楽天戦(静岡)に「5番・二塁」でスタメン出場すると、4回二死一塁で左翼線を破る適時二塁打を放ち、オープン戦初打点をマーク。ここまで不調気味とあって「真っすぐに差されることが多かったので今日は大きめのタイミングを取ろうとしてやれた。走者がいる場面が多いので何とか後ろにつなぎたいという気持ちでいる。これで状態が上がってくればいい」と気を引き締めている。

 昨季はキャリアハイとなる129試合に出場し、130安打、7本塁打、59打点と大ブレークして二塁のレギュラーを奪取した。しかし、今年はまだ安泰ではない。プロ初の開幕一軍入りを目指し外野手に挑戦中の2年目・根尾が、隙あらば二塁のポジションを虎視眈々と狙っている。根尾は3日の西武戦(ナゴヤ球場)でプロ入りまで未経験だった二塁手でフルイニング出場を果たし、阿部も不振のままでは、うかうかしていられない状況となってきた。

 昨年活躍した以上に、何としても今年は“2年目のジンクス”を打破するつもりの阿部。昨年以上に相手投手から厳しくマークされることも想定されるが「去年も簡単に打っていたわけじゃないんで、これから対戦していく中で感じながらやっていきたい」ときっぱり。グラウンド外でもレベルアップを図るため、英会話に挑戦中だ。チーム内にはビシエドら英語を話せる外国人選手が多いとあって「自分で直接しゃべれて、コミュニケーションを取れたらいいなと思っている。技術論もできたら聞いてみたい」と意気込んでいる。

 並外れた潜在能力を持つ根尾の存在に危機感を抱く阿部は、今季も二塁レギュラーの座を死守できるか。