西武・松坂 復活へ活用するあの懐かしの器具

2020年03月06日 16時30分

ボディーブレードを活用する松坂

 西武・松坂大輔投手(39)がメジャーのレジェンド左腕を支えた筋トレ器具で復活ロードを歩んでいる。

 松坂はオープン戦初登板となる8日の広島戦(マツダ)に向け、5日に一軍本隊に合流した。西武復帰後初の実戦登板となった2月25日の韓国・斗山戦(サンマリン宮崎)では1回2失点。それから中11日が空いた今回の登板は先発で3~4イニングを投げ、目指す開幕ローテーション入りへ結果も求められてくる。

 松坂は「開幕には戦える状態にはします。100%戦える状態にはしますけど、シーズン中にちょっと状態を上げていけるぐらいの余裕も欲しい」と今季の開幕プランを描いている。そんな右腕がキャンプ中から常に携帯し、隙間時間を見つけてはブンブンと振っている再起への必須アイテムがあの懐かしいシェイプアップ器具「ボディーブレード」だ。全長120センチほどあるバーの真ん中にある取っ手をつかんでバーを振動させるこの器具は1990年代後半、5度のサイ・ヤング賞に輝いた303勝左腕ランディ・ジョンソンが愛用していたことでも有名になった。このブレードで松坂は2015年8月に複合手術を行った右肩周りのインナーマッスル強化のために活用している。

 松坂は「投げる前は必ず。部屋にも持って帰っているんでテレビを見ながらもやってますし、暇があればやっている感じです。1回でやる時間は長くないんですが短い時間をこまめにやってます」と説明する。

 元ロッテ・黒木知宏、元ソフトバンク・斉藤和巳ら、肩を故障した投手のほとんどが第一線への復帰がかなわない中、「今はもうリハビリだとは思っていない」という松坂は14年ぶりに復帰した古巣で純粋な戦力として、若手投手陣に交じり先発ローテーション争いを演じている。