阪神・梅野 めげずに新ネタ開発中です

2020年02月29日 16時30分

新ネタを考案中の梅野

 阪神・矢野監督は、コロナウイルスの流行拡大阻止のため、29日以降のオープン戦全日程を無観客で行うことにしたNPBの決定について「お客さんがいないのは寂しい。選手は見てもらえるからこそ力が出るっていうのがあると思うんでね。(選手たちも)ファンがいてくれるからこそプレーできるんだというのを理解するためのいい経験になるのでは」と“消沈モード”。それでも「今はシーズン開幕に向けしっかり準備したい」と前を向いた。

 残念な思いを胸に抱くのは選手たちも同様だ。2年連続でゴールデン・グラブ賞を受賞し、いまや球界屈指の扇の要にまで成長した梅野隆太郎捕手(28)の出身地は福岡。29日から福岡・ペイペイドームで行われるソフトバンク2連戦も無観客試合となったことを受け「しょうがないことではありますけどね。いつまでも現役でいられるわけではないですし、何度も(福岡で)試合ができるわけじゃない。そういう意味では残念です」。今季のソフトバンクとの交流戦は甲子園開催ということもあり、今年最初で最後の“地元凱旋試合”が無観客開催となってしまったことに無念をにじませる。

 そんな梅野といえばお立ち台に上がった際にファンとともに唱和する、博多弁での決めゼリフ「明日も勝つばい!」が今やすっかり定着。だが常にチームの一体感とファンサービスに重きを置く虎の正妻は「お立ち台での決めゼリフ? 今年は新しいのを考えてますよ。今回も博多弁です。球場に足を運んでくれたお客さんに、少しでも新しい何かを“持ち帰ってほしい”ですかね」とニヤリ。新たなシーズンへ向け“新ネタ”を開発中であることを明かした。

 球場を埋め尽くした超満員の虎党と梅野が喜びを分かち合う瞬間が再び戻ってくるように、球界全体が一日も早い“原状回復”を果たすことを今は祈るしかない。