中日 “ウイルスバスター”に約700万円投入

2020年02月28日 16時30分

根尾(中)、石川昂(左)に何かあったら大変だ

 選手をウイルスから守れ! 中日が約700万円を投入して除菌脱臭装置36台をナゴヤドーム、ナゴヤ球場、選手寮「昇竜館」などに設置。選手の健康維持とコロナウイルス対策に万全を期すことになった。

 現在、設置作業が行われているのは三友商事株式会社(本社・大阪)の「エアバスター オゾン脱臭機」という酸素を電気分解してオゾンを作り出す装置。酸素が分解されることで空気中の除菌や脱臭効果が期待できるというもので、全国600台の救急車にも備え付けられているという。

 中日やヤクルトはすでに沖縄キャンプで「エアバスター」を導入していたが、コロナウイルス騒動が拡大している現状を憂慮した中日サイドは1台19万2000円(税抜き)のこの除菌脱臭装置を本拠地・名古屋でも本格導入することを決定。選手たちが沖縄から戻ってくるのに合わせて26日には昇竜館の食堂やリビングに4台を設置した。オープン戦がスタートするまでにナゴヤドームやナゴヤ球場の食堂、室内練習場などにも備え付けるという。

 現在、昇竜館では根尾やドラフト1位・石川昂弥内野手(18=東邦)ら期待の若手選手20人が生活しているだけに万が一、コロナショックに襲われるようなことがあれば一大事。中原勇一寮長(60)が「食事前の手洗い、うがい、アルコール消毒などは徹底していますが、やれることはやっていきたい」と言えば、加藤球団代表も「今回の件(コロナウイルス)だけでなく風邪やインフルエンザもあるから」と除菌脱臭装置導入で選手の健康ケアを行っていくつもり。9年ぶりのリーグ制覇へ向けてコロナウイルスの不安を少しでも取り除こうと必死だ。