ソフトバンク・千賀は開幕戦回避 28日以降リハビリ組合流

2020年02月28日 06時00分

投手陣の円陣に加わる千賀

 ソフトバンクの開幕投手筆頭候補、千賀滉大投手(27)が28以降いリハビリ組に合流することが決まり、開幕が絶望的な状況であることが27日に分かった。右前腕の張りで調整が遅れており、長いシーズンを見据えた上での開幕回避となりそうだ。

 開幕を3週間後に控え、帰福するエースの表情には悔しさがにじんでいた。「どうなるか分かりませんが、僕の口から言えることは何もありません」。3年連続の開幕投手に強い意欲を示していただけにショックは大きいだろう。

 キャンプ初日から右ふくらはぎの張りの影響で別メニュー調整を強いられた。それでも13日に本格的にブルペン投球を再開。20日には110球を投じて順調にペースを上げていた。だが、その後に右前腕の張りが顕在化。一軍帯同ながら再び別メニューとなり、ノースロー調整が続いていた。3・20開幕戦から逆算し、29日のオープン戦、その後の実戦登板を見込んでいたが白紙となった。

 代役候補は昨季故障に泣いた東浜が順調な調整を見せている。この日も抜群のブルペン投球を披露し、見守った工藤監督に「投手というのは表情を見れば(状態の良さが)分かる。このままいってほしい」と明るい表情で何度もうなづいた。

 東浜は当初千賀が登板予定だった29日の阪神戦に先発。「3月に入る頃には決めたい」と語る指揮官、首脳陣の次善策となりそうだ。

 東京五輪も侍投手陣の大黒柱と期待され、今季にかける千賀の思いは強い。思い描いた春とかけ離れた現実に下を向かず、一日も早く万全の姿を取り戻す。