フルスイング中日・根尾に本紙評論家・宇野氏が太鼓判 でも注意点が…

2020年02月19日 16時30分

一軍の水にも慣れてきた根尾。飛躍の年となるか

 2年目の中日・根尾昂内野手(19)が沖縄・北谷で充実の一軍キャンプを送っている。昨年は右ふくらはぎの肉離れでキャンプ二軍スタートとなって出遅れ、一軍出場は終盤のわずか2試合でプロ初安打はお預けとなり、挫折を味わった。

 それが今年は元気いっぱい。18日現在、実戦6試合の打率は3割。16日の広島との練習試合(北谷)では2打席連続三塁打を放つなど持ち前の打棒を発揮し始めている。今キャンプ中は練習でも試合でも「振らないと、相手バッテリーも怖くない。それが自分のスタイル」とフルスイングにとにかくこだわっている。

 そんな根尾を「空振りや打球を打ち上げてしまうことが多くてミート率が悪い」「頑固者だと聞いた」などと不安視する評論家がいる中で、本紙評論家の宇野勝氏はこう評価する。「目一杯、フルスイングしていていい感じだと思う。左(打者)だからといってバットでチョンチョンと合わせるよりはましだよ。空振りとかいろいろあるけど、めげずにそのまま続けてほしい。プロで成功するには頑固なのはいいことで、受け入れるところはあっても誰に何を言われようが変えない部分はあっていい」と擁護する。

 一軍定着へ向けて外野にも挑戦している根尾だが、内野から外野を経験した宇野氏は根尾に注意点があるという。根尾に対して「外野って暇だろ!って聞いたら『考える時間はかなり内野以上にある』と言っていたけど、守っているときに打撃のことだけは考えてほしくない。やっぱり守備のときは守備のことだけを考えて集中していないと、普通のプレーさえできなくなってしまうからね」と指摘する。

 リラックス法についても宇野氏が尋ねると、根尾は練習中でも常にリラックスしていてストレスをためることがないと返答。これに宇野氏は「去年のキャンプは二軍スタートで悔しい思いをしたはず。今年は一軍で考えながら練習に取り組んでいて充実した日々を送っているのがよく分かった」と期待を寄せている。