ソフトバンク コラスの亡命騒動に“幽霊部員作戦”で対抗

2020年02月18日 16時30分

オスカー・コラス

【デスクと記者のナイショ話】デスク そういえば新年早々にメジャー移籍を目指して亡命騒動を起こしたキューバの助っ人はどうなったんだ?

 ソフトバンク担当記者 オスカー・コラスですね。

 デスク 21歳で有望株だったんだろ。今までのNPBに在籍したキューバ人助っ人は退団してから亡命して米球界に移籍したけど、今回はソフトバンクが保有権を持っている中で強行突破を図ったんだよな。まだ行方不明なのか。

 記者 南米・スリナムで散髪していたことが現地の人のSNSで発覚していますが、現在はドミニカ共和国にいるようです。すでに亡命はしてますが、しばらく待機するんでしょうね。

 デスク 球団としてはどう対処するんだ? まさかこのまま泣き寝入りするのか?

 記者 不測の事態だけに球団側も対応は決めかねていましたが、球団は簡単には屈しない方針で固まったようです。ソフトバンクは12球団で一番多く育成選手を抱えており、どこよりも一つの枠が大事な球団です。帰ってくる見込みのないコラスを留め置けば、70人の支配下登録の貴重な枠を一つ食うことになる。ただ、その一方で簡単に屈してしまっては“あしき前例”を作ることになってしまいますから、枠を一つ潰してでも応戦する覚悟です。

 デスク 同様のケースを招いてしまいかねないしな。

 記者 チームには現在も3人ものキューバからの助っ人が在籍しています。若いモイネロはメジャー注目の左腕ですし、今後も補強ルートの一つでもあります。今回のコラスの件は裏で糸を引く人間がいるとされてます。闘う姿勢を見せずに実利を取ってしまえば、相手の思うツボとなりますからね。

 デスク 確かに、これがオーケーなら、複数年契約だろうと何だろうと、裏で糸を引く人間と接触しやすい日本でのプレーを通して、好きなタイミングで米球界に挑戦できることになるからな。

 記者 はい。可能な限り幽霊部員の形でも保有してファイティングポーズを取る構えです。