DeNAの新助っ人・オースティン“すし食えねぇ” 打撃で柔軟な姿勢も食生活では自らのスタイル貫く

2020年02月17日 16時30分

2打席連続本塁打を放ったオースティン

 DeNAの新助っ人、タイラー・オースティン内野手(28=前ブルワーズ)が強烈なインパクトを放っている。

 16日の巨人とのオープン戦(那覇)でいきなり2打席連続本塁打。メジャー通算33本塁打のプライドか「いかなる機会でも勝利に貢献することが大事だ」とさらりと振り返ったが、ラミレス監督は「アンビリーバブル。長く日本にいるが、新外国人選手がオープン戦初戦でこれだけ打つのを初めて見た」と大喜びだ。

 そんなオースティンはキャンプ序盤、本紙に日本で成功する秘訣をこう打ち明けていた。

「日本は打者のバランスを崩す投手が多いことは知っている。だから日本で成功するためには直球だけでなく、ブレーキングボール(カーブや変化球)、チェンジアップなどへの対応もしないといけない。だから今はその練習に時間を費やそうと思っている」

 来日直後の第1クールは主に日本人投手の球筋を確認。第2クールからはマシンを使った打撃練習で変化球への対応を磨いていた。その成果が出ているのだろう。

 2016年から18年途中までのヤンキース時代は田中将大と同僚だったものの「当時自分が日本でプレーするとは思っていなかったので、それほど彼(田中)とは話はしていない。でも今思えば、彼からもっと日本のことについて細かく聞いておけばよかったよ」と苦笑い。しかも、ハマの大砲候補は大の「魚嫌い」で、すしや鮮魚などの日本料理はほとんど口にしないとか。日本生活でこの点が不安要素になるが、本人はこう断言する。

「生魚やすしはたぶん今後も自分の口に合わないし慣れることもないと思うので、食生活は肉料理中心で変えるつもりはない。焼き肉が大好きだからね。でも、プレーに関しては極力日本の野球に慣れていく。それでいいよね(笑い)」

 食生活では自らのスタイルを貫く一方、打撃では柔軟な姿勢で日本野球への対応を試みるオースティン。筒香の抜けたDeNA打線の穴はメリハリの利いたこの男が埋めてくれるか。