西武・松坂 恩人・森繁和氏が見守る中ブルペン93球

2020年02月09日 14時31分

ブルペンで投球する松坂

 西武・松坂大輔投手(39)が9日、今キャンプ3度目のブルペン入り。中日時代の恩人・森繁和氏(65=評論家)らが辻監督、渡辺GMと見守る中、セットポジションで61球、ワインドアップで32球と計93球を投げ込み、再起へのデモンストレーションを行った。

 ポカポカ陽気の日曜日。南郷スタジアムを訪れたファンの視線を独占するように、14年ぶりに古巣に復帰した松坂がブルペン入り。ストッキングをヒザ下まで露出したクラシックスタイルでウオーミングアップを終え、プレートの三塁側を踏みセットポジションに入る。

 初球はプロ22年間、常にフォームのバランスを整えることを意識して投げてきた球種、カーブから。3球カーブを続けると、ここから中田ブルペン捕手に右打者の内角速球を指示し、常に得点圏に走者を置いた想定で、セカンド方向に何度か視線だけのけん制を送りストレートを投げ込んだ。

 その後もセカンドを見るタイミング、ボールを持つ間隔を変えながらストレート、カーブ、チェンジアップ、カットボール、ツーシームを内外角へ散らせた。

 セットポジションで61球を投げ終えると、ようやくワインドアップ投球へ移行。時折フォームチェックのためのカーブでバランスを確認しながら、力強いストレートを捕手のミットに投げ込んだ。

 前日の打撃練習で「下(半身)の動きを出すため。あの練習をして左ケツと内転筋を張らせたかった」と語った松坂。疲れが最初のピークを迎える第2クール最終日、その流れのまま下半身を使って投げ込んだ93球に調整の順調ぶりと、本気度がうかがえた。