阪神“ワンチーム”化へ一役 一日キャプテン制度

2020年02月08日 16時30分

この日のキャプテンは木浪

 阪神・春季一軍キャンプ(沖縄・宜野座)で導入されている「一日キャプテン制度」が外国人選手たちの間でも好評だ。

 新任の井上一軍打撃コーチの提案により始まった「一日キャプテン制度」とは投手陣、野手陣からランダムに指名された選手が文字通りの「一日主将」として練習前の声出し等を担当するもの。一日主将に指名された選手は他ナインたちの視覚的な差別化を図るため、その日はビジターユニホームを着用する。

「(阪神には)おとなしい選手が多いと思ったので、任命すればテンションも高く(練習に)取り組める」(井上コーチ)との狙いのもとキャンプ初日には岩貞と糸原、2日目には秋山と江越が務め、5日にはベテランの藤川と福留が選ばれた。投打のベテラン2人も朝から大ハッスルでチームメートたちを鼓舞した。

 これまで選ばれたのは日本人選手のみだが、春季キャンプは休養もはさみつつ26日間続く長丁場。

 井上コーチは「外国人選手が一日キャプテンを務めることもあると思う」と語るが、同制度は新助っ人の間でも評判となっている。

 リリーフエース候補のジョン・エドワーズ投手(32=前インディアンス)が「自分の番もいずれくると思う。楽しみにしているよ」と語れば、先発ローテの一角として期待されるジョー・ガンケル投手(28=前マーリンズ3A)は「自分を知ってもらういいきっかけにもなる。知っている日本語や通訳の方たちの力も借りて、自分がどういう人間なのかをみんなの前で出したい」と、すっかりその気だ。

 球団史上最多となる助っ人8人体制で、そのうち5人が新外国人選手という今年の阪神が“ワンチーム”となるためにも、一日キャプテン制度は効果がありそうだ。