西武のドラフト1位・宮川哲投手(24=東芝)が7日、フリー打撃に登板し昨年のパ首位打者でMVPの森、木村相手に30球を投じた。

 制球を乱す場面もありながら、安打性の打球は森に3本、木村に1本しか許さなかった宮川は「まだ自分の思ったピッチングができていない。でも、いいボールが何球かあった。それを低めに集められるように。ボールの質を上げていきたい」とこの日の投球を振り返り、今後の課題を挙げた。

 また森のバットをへし折った件に宮川は「多分あれは真っすぐがスライダーしたんで折れたんだと思う。スイングも雰囲気も違って甘く入ると簡単に持っていかれる」と同い年の首位打者の迫力に圧倒されていた。