西武・山川 今季は右翼方向にも!「全方位ホームラン」で3年連続タイトル奪取だ

2020年02月07日 12時37分

バッティングについて語る山川

 パ・リーグ2年連続本塁打王の西武・山川穂高内野手(28)が今季のテーマに「全方位ホームラン」を掲げた。

 昨年、苦しみながら43本塁打で2年連続タイトルを獲得した山川。「4番奪回&3年連続キング」を目標に掲げる今キャンプでは打撃フォームの動きを削りグリップの位置はあらかじめトップの近くへ、トレードマークである左足のステップ幅を小さく狭くする新打法に取り組んでいる。

 山川はその意図を「シンプルに打つことを意識しています。足をあまり上げなくても飛距離は変わらないし、(バットも)反動を使わず、出しやすい位置に置いてます」と説明。その上で「去年は50という数字を意識して力んでしまったし、空回りしてしまった」と振り返った。

 その上で今季のタイトルへの向き合い方を「今年はおおらかに。僕の下が29本であれば30本でいいし、今年は(数字でなく)人と勝負します。ホームランを打てなくなったらヒットを狙うし状況によっては四球を取りに行ったりホームランだけじゃないところを見せていきたい」と近年の中村が見せているような状況によるチームバッティングへの切り替えに言及した。

 現在、本人が意識しているのが「逆方向への打球」。山川は「やっぱり打率を残している人、過去にホームランを50本以上打っている人は反対方向に(打球を)打っている。引き出しの一つとして反対方向にも打てたらいい。右というかセンターなんですよ。(意識としては)反対方向というかセンター返し」と説明した。

 本塁打に限ってみても昨年は43本のうち8割以上の36本が左翼方向。中堅が5本で今年テーマとしている右翼方向はわずか2本にとどまった。

 山川は「ホームランを打つところっていっぱいあるんですよ。でも今まではこっち(左中間)しか使っていなかった。カウントが悪くなったり、(ホームラン)テラスぎりぎりで入ってもビジョンに当たってもホームランはホームランなんで」とコメント。右翼から左翼のフェアゾーンいっぱいを使った広角打法で新境地を開いていく構えだ。