西武・松坂は近年で一番状態が良い 潮崎編成ディレクターが太鼓判

2020年02月05日 16時30分

ブルペンを見る松坂(左)と潮崎ディレクター

 14年ぶりに西武に復帰した松坂大輔投手(39)は早くも古巣を潤している。

 西武復帰に関してはファン、メディア増による南郷キャンプへの注目度アップ、それに伴うナインへの刺激等、有形無形の効果が当初から期待されていた。第1クールが終了した4日の総括では辻監督が「レジェンドだから投内(連係)でも野手が変な球を投げられないとか、緊張感の中に笑いが出たり雰囲気的にはいいかなと思う」と想定通りのプラス効果を語った。

 そんな松坂に胸を熱くしているのが復帰に尽力した実働部隊の一人・潮崎哲也編成ディレクター(51)だ。「キャッチボールの初めの方を見たらちょっと不安だったけど、ブルペンに立ったあの姿を見たら大丈夫だなという感じ。近年では(体の状態が)一番いいんじゃない。あれなら自分ではなく相手を見て投げられる」と3日のブルペン調整を見てひと安心。投手出身の目線から、懸念されていた肩、ヒジに不安がないことはもちろん、マウンドでの雰囲気、集中力、周囲を見る余裕等から十分に先発ローテーション争いに加われる手応えを語った。

 同氏は今のチームメート情報に疎い松坂の指南役も務め、連日のブルペンで個々の特徴を細かくレクチャーしている一方、14年の歳月の経過も実感。「昔は体が元気だった。投げ過ぎたら故障するという概念も希薄な時代でアホみたいに投げていた。今は壊れたら、というのがあるからね」と自制し球数を放らない今の姿に感慨深げだ。

「肩やヒジにモーラス(湿布)を貼ってるの。『お前、若いころにそんな治療なんか一度もしたことがなかったのに。ええオッサンになったんやな』と」と弟キャラからチーム最年長へと立場を変えた松坂に兄貴流のエールを送った。