西武・松坂の壁なしコミュ術着々 連係ミスに野手からヤジ飛んだ

2020年02月04日 16時30分

初めてブルペン投球した松坂

 西武・松坂大輔投手(39)はすべてにおいて順調のようだ。3日に古巣復帰後初めてブルペン入りし昨年のパ・リーグMVPでチームの主戦・森友哉捕手(24)を相手に立ち投げで力強く16球を投げ込んだ。気温12度の肌寒さの中、初めてのユニホーム姿でブルペンに入った松坂は「傾斜を使ってどこまで投げられるか。初めてにしては良かったんじゃないですか。(加減は)6~7割ぐらい。まだボールどうこうという段階ではない」と冷静に振り返った。

 受けた森は「めっちゃ緊張しました。投げる前に『受けさせてください』と言っていて昨日ぐらいに投げると聞きました。もうレジェンドです。(力加減は)まだ60%ぐらいと言っていましたけど、これからどんどん球質も良くなると思う。それでも指にかかったボールは強かった」と感激しながら太鼓判。「ブルペンはいつでも入ろうと思えば入れる状態」と語った松坂はまだ初試投ながら約2週間の沖縄自主トレで仕上げ、あえて手綱を引いてきた再起への自信をようやく少しだけ解放した。

 また、松坂は3・20開幕から逆算した今後の調整プランを「試合で投げられる状態を100とするならば、それは開幕でいいのかなと。でも、それは目一杯の状態ではなくシーズンに入って上げられるような状態でシーズンに入れたらと今は思っている」と語った。最優先課題はまず故障しないこと。その上で、本人の目標設定はあくまで周囲の期待の上を行くことのようだ。

 ブルペン入りの直前には初めて投内連係にも入り、松坂のミスにヤジが飛ぶなど初めて野手ともコミュニケーションの接点をつくれた。日々、チームメートとの良好な関係性も築けており、この日一緒にブルペン入りした平井は「松坂さんも僕らに良くしてくれる。明日(4日)の夜は投手会みんなで食事に行くので、その時にまたいろいろ話せたらと思う。僕らにも普通にしゃべってくれますし、全然壁をつくるような人でもない。(投手会では)積極的に僕らから話しかけていきたい」と同じく新加入のノリン、ルーキーの宮川、浜屋を含めた投手会の歓迎ムードも高まっている。