得津高宏氏 “令和の怪物”朗希は「人が良過ぎるのもかえって心配」

2020年02月03日 16時30分

得津氏(右)に丁寧にあいさつする佐々木朗

【得津高宏の快打一閃】ロッテ・吉井投手コーチの計らいで“令和の怪物”佐々木朗希投手(18=大船渡)と対面する機会を得た。いい子だなというのが第一印象で、とにかく大きい。見上げるほど大きくて驚いた。もうプロの環境に慣れたか尋ねると「ハイ!」。素直で真面目な性格がにじみ出ていた。

 プロは人のことを気にせず、何事も自分本位でやるのが仕事だ。人には一切構わず、自分を持って頑張ってほしい。その旨を伝えたら「わかりました!」と元気な声で答えてくれた。よく声が出ているなと感心した。

 練習ではブルペンで先輩投手の石川の投球を熱心に見つめていたのが印象的だった。かなりの勉強家なのだと思う。自分も投げたいだろうにそれを押し殺して、なかなかできることじゃない。

 本当にいい子だけど、人が良過ぎるのもかえって心配だ。いろんな人の言うことを素直に聞きすぎて、何が正解かわからなくなってしまうこともある。だからこそ、自分本位でいることが大事。これからいろんな人が入れ代わり立ち代わり訪れると思うが“聞き流す”ということも必要だ。

 今は吉井コーチが中心で見ているから心配ないが、一軍が石垣島を離れる13日以降はどうなるのか? 二軍で調整することになった場合は一、二軍でちゃんと連携が取れるのか。球団にはその点をしっかりとやってもらえるようお願いしたい。(本紙評論家)