広島・大瀬良 ハンパない教え魔ぶり

2020年02月01日 13時05分

 広島・大瀬良大地投手(28)が異例の早さでの開幕投手指名に燃えている。31日に春季キャンプに向けて宮崎・日南入りした佐々岡真司監督(52)は「開幕(投手)は伝えてあります。エースとして、投手陣の柱として引っ張っていってくれという気持ちで早めに伝えた」と大瀬良にすでに通達済みであることを明かした。

 2015年に緒方前監督がキャンプイン前日に前田健太投手(31=現ドジャース)の開幕投手を明言したことがあったが、広島では異例の早さでの発表。2年連続2回目の大役に右腕は「この時期に指名してもらうということはそれだけ責任と自覚が必要になる。チームを引っ張っていけるように気を引き締めて頑張っていきたい」と意気に感じている。

 すでにその効果は表れているようだ。開幕投手は年末に電話で伝えられたが、年明けから“教え魔”ぶりを発揮しているという。自主トレでは弟分である戸田のブルペン入りを直接チェックするため、自身の練習の場もマツダスタジアムではなく車で約40分余計にかかる大野練習場にするなど後輩の成長のために労を惜しまず徹底的に指導。さらに、単独で自主トレをする床田に声を掛けて大瀬良軍団入りさせるなど、投手陣の底上げに向けてあの手この手を尽くしている。

 チーム関係者は「普段は優しいが、野球に関しては厳しい面を持っていて言うことは言う。開幕指名でさらに自覚が増したんだろう」と目を細める。大瀬良のグランド内外の活躍がV奪回の鍵になりそうだ。